分析室
砥取家の砥石をご愛用いただいておりますお客様が砥石の分析をしてくださっております。その結果などをご報告させていただきます。
電子顕微鏡写真や成分分析など、まだまだこれから追加していただく予定ですので、乞うご期待!皆様からの貴重な資料をご提供いただければ幸いです。
■食材の切断面-切れ味による違い
ミクロワールドサービスさんに、和包丁(炭素鋼)を最高の状態に研いだ和包丁(炭素鋼)と、それなりによく切れるステンレス包丁で切ったキュウリの切片を顕微鏡観察していただきました。
包丁の違いによって、切断面のいかに違うかを確認することができます。切れ味が舌触り、そして味にも影響を与えることが考えられます。
《詳しくはこちらより ▸▸食材(キュウリ)の切断面比較(PDF)》
(研ぎ・撮影:ミクロワールドサービス 2013.10.12)
現在、一般社団法人日本研ぎ文化振興協会では、包丁の切れ味だけでなく、鋼材(炭素鋼とステンレス鋼)の違いが料理の味にどのように影響を与えるかを研究、分析を進めております。
月山義髙刃物店の藤原将志様が主催する「月の会」とも協力しながら、この研究結果をもとに「研ぎ文化」の世界への発信に向けて活動しております。
光学顕微鏡写真(PDF)
- 撮影:
- ミクロワールドサービス様
- 試料提供: ゆうけん様
- 内曇り/敷き内曇り/天上戸前(色物)/一本松戸前/天上卵色巣板/八枚
- 掲載日:
- 2010年1月6日
電子顕微鏡写真 提供:東京都A様(PDF)
顕微鏡写真 提供:大阪府U様
昔の山の触らない針